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ここで、DG:気体の拡散係数、g:重力加速度、GaL:ガリレオ数、h:(T∽-Tw)で定義された熱伝達率(凝縮熱伝達率)、hL:(Ti-Tw)の温度差で定義された凝縮熱伝達率、l:代表長さ、L:凝縮潜熱、M:分子量、M:凝縮に対する無次元数、NuL:液膜伝熱面表面でのヌセルト数、P:圧力、q:熱流速、R:ρμ比、Sc:シュミット数、TrG:気相代表温度、TrL:液相代表温度、’Ti:気準境界温度、不w:壁面温度、T∽:主流(排ガス)温度、W:質量分率、λL:液熱伝導率、μL:ガス粘性係数、vL:液動粘性係数、ρL:液密Ωw度、ρG:ガス密度、:係数(添字CO2:炭酸ガス、G:ガスの、H2O:水蒸気、i:気液界面の、L:液の、∞:主流の)である。また、液の物性値は液相代表温度TrL=Tw+0.3(Ti-Tw)、ガスの物性値は気相代表温度TrG=Ti+0.5(T∽-Ti)に対する値を用い、(9)式における単位はDG(m2/s)、P(atm)、TrG(K)である。
(CO2凝縮部熱伝達率)
臨界点近傍の炭酸ガスの凝縮に対するSchmidtのデータは5×10 15<(GrL・PrL/H)<5×1016の範囲で次式でまとめられており。本計算式を用いた(2)(3)。

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ここで、CpL:液比熱、GrL:グラスホフ数、H:顕潜熱比、L:凝縮潜熱、NUL:ヌセルト数、PrL:液プラント数、Ts:飽和温度、Tw:壁面温度である。
また、凝縮液の物性値は、代表温度Tr:Tw+0.3(Ts-Tw)に対する値を用いる。
表3.3-2、表3.3-3に示す各凝縮器の排ガス凝縮熱伝達率は(1)式〜(11)式による推算値を示している。H2O凝縮器の凝縮熱伝達率は(1)式〜(9)式よ

 

 

 

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